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アーユルヴェーダの影響

アーリア人の本国であるAyavartaは、ヒマラヤを囲む広い地域をカバーしており、聖職者や哲学者が住んでいた場所と信じられています。現在、ネパール、インド、パキスタン、ブータン、チベットなどの国々がその地域にあたります。これらの国の人々は彼らの独特な思想、哲学や知識に深い影響を受けました。

テキスト抜粋。

西暦400年、まだインドがBharat(バラット)と呼ばれていたころ、このような地域が一つの国として存在していたのです。そしてその北西部にはアーリア人と呼ばれる人種が存在しました。

 

実はアーユルヴェーダはインドだけではありません。似ている医学や知識が上にあったような国で行われています。スリランカのアーユルヴェーダの歴史もインドと深いつながりがあります。

 

こんな話があります。

 

同じ町内で、1丁目に住んでいる人と2丁目に住んでいる人はその町内を比べます。

同じ県内で、A市とB市に住んでいる人はA市とB市について話します。

日本に住んでいる人は、自分と同県だと喜びます。

世界を旅すると、同じ日本人だと親近感がわきます。

 

日本で、海外の人が自分の田舎をほめてくれると嬉しくなります。

 

私達はアーユルヴェーダを学ぶ者として、「どこで生まれたアーユルヴェーダがほんものか」ではなく、もっと広い視野をもつと歴史のロマンというか、壮大なものに取り組んでいるのだなぁと、学んでいる誰もが平和で、協力できるんじゃないか。と思うのです。

 

学会とか、協会とか、だれそれさんが、どーのとか、あまりそんなことはどうでもよいのです。アーユルヴェーダを学ぶ、それに喜びを感じ、その知恵を必要としている人に生かす、そして自分も生かされる。そんな気持ちで学んでいきたいものです。